トリキュラーの副作用

トリキュラーヘッダー

トリキュラーで起こりやすい副作用

トリキュラーを服用する際に起こりやすい主な副作用は悪心(吐き気)、頭痛、嘔吐、下腹部痛です。
これらはいずれもマイナートラブルと呼ばれる症状で、妊娠初期段階における症状(つわり)と同様のものです。
原因は女性ホルモンの増加があげられますが、数日~数週間でこれらの副作用は消えます

もともと、女性ホルモンを増やすことによって脳内を妊娠と同様の状態にするのが低用量ピルの作用です。
脳内が妊娠同様の状態になると、卵巣で女性ホルモンの分泌を抑えて諸々の避妊効果を得ることができますが、同様に妊娠の初期症状が現れてきてしまうという事です。
ですので、マイナートラブルは副作用ではありますが、避妊効果を得ている事を確認できる自然な作用とも言えます。

ただし、副作用がひどくて日常生活に支障をきたすような場合は服用を中止し、医師に相談するようにしましょう。

他のピルで副作用を抑えられる?

低用量ピルはトリキュラーの他にも様々な薬品があります。
そもそもトリキュラーは低用量ピルの中で第二世代とよばれる部類に入る薬品です。

第一世代の低用量ピル

卵胞ホルモンの含有量が少なく黄体ホルモンの比率が高いピルです。 アンドロゲン(男性ホルモン)を活発にする作用が少ない事が特徴です。
主な薬品はオーソ、ノリニール、シンフェーズ、エリオットがあります。

第二世代の低用量ピル

第一世代と対照的で黄体ホルモンが少ない分、アンドロゲンの作用が強まる特徴があります。
主な薬品はトリキュラー、アンジュ、トラディオール、リビアンがあります。

第三世代以降の低用量ピル

アンドロゲン作用を抑える種類の黄体ホルモンを含有しています。
マーベロン、ダイアン、メリアン、レディーE、マーシロンが第三世代の低用量ピルとなります。

そしてこの第三世代までのピルより副作用を抑える目的で作られた超低用量ピルとしてヤーズがあります。
臨床試験においてトリキュラーは男性ホルモンに起因する副作用(ニキビの悪化や抜け毛など)が見られます。
これらの副作用の頻度においてはヤーズが最も発症を抑えられますが、国内でヤーズを処方した患者から血栓症による死者が出てしまいました。
マイナートラブルを抑えるという面においてはヤーズが最も優れておりますが、血栓症のリスクが大きくなってしまうのも事実です。

ピル全般の重大な副作用は血栓症

ピルには血液が固まりやすくする作用があり、これによって引き起こされる重大な副作用として血栓症があります。
血栓症は血液が固まって血管を詰まらせてしまう病気であり、致死性のある重篤な疾患です。

血栓症の主だった症状は以下のとおりです。

  • 手足の脱力・マヒ・しびれ・突然の痛み(特にふくらはぎの痛み、発赤)
  • 胸の痛み・突然の呼吸困難
  • 突然の激しい頭痛・めまい・失神・痙攣・意識障害
  • 舌のもつれ・目のかすみ・視力障害
  • 顕著に見られる血圧の上昇

トリキュラーを服用していて上記のような症状が現れたら血栓症の疑いがあります。こういった場合には直ちに服用を中止し、医師に相談してください。